デイサービス情報局: 2013年7月アーカイブ
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2013年7月アーカイブ

デイサービスとデイケアの違い

デイサービスとデイケアはとてもよく似たワードなので混同している人もいるかもしれません。
しかし、このふたつは似ているようでいて、やはり違うものなのです。

端的に言えば、違いはこうです。

■デイケア→リハビリテーションのために通う施設
■デイサービス→介護のために通う施設

もう少し詳しく言うとこんな感じです

■デイケア→在宅の高齢者や精神障害者などの療養を必要とする人が、昼間の通いで治療やリハビリテーションを受けられる施設。
■デイサービス→在宅の高齢者に入浴や食事、機能訓練などのために通う施設。

つまり、デイケアは治療やリハビリテーション、理学療法、作業療法、言語療法などを行うわけですから、それを行うのは病院や診療所といった医療機関が中心となります。なので、高齢者向けの本格的なデイケア施設や老人性認知症向けのデイケア施設は、いずれも病院に付属する形でスタートしています。

それに対してデイサービスは、本人の社会との交流や家族の負担の軽減などが大きな目的で行われる通所介護であり、いわゆる老人デイサービスセンターや特別養護老人ホームなどで提供されます。

デイサービスで独自通貨?

独自通貨とは、国が発行する「円」の通貨ではなく、特定の地域はコミュニティの中で、あたかも通貨(お金)と同じように使える通貨のことです。
よく、観光地などで、その周辺でだけつかえる通貨を地域通貨として発行し、それをひとつの観光資源にしているケースもありますね。

さて、先日、宮崎日日新聞で報じされていたのが、「独自通貨で利用者に意欲を えびののデイサービス施設」という記事です。

記事によれば

利用者の活動意欲を高めるため、独自の通貨を取り入れたデイサービス施設「活(い)きがい発電所えびの」(有村正弘施設長)が8日、えびの市大明司にオープンする。

 生活機能回復に役立つ運動、施設運営の手伝い・ボランティアをした利用者に通貨「ワット」を贈呈。そのワットを使えば施設内で各種サービスを受けることができる。

ということですが、珍しい試みのようでいて、実は、他のケースでもよく使われています。

たとえば、埼玉県上尾市のNPO法人彩の子ネットワークでは2002年10月に県内約50団体と70人余が参加し「彩(さい)」という独自通貨を出しています
また、郡山市のNPO法人ヒーローズ・プロジェクト・ジャパン)というところでは、大晦日のイベントにあたり、ボランティアに、その参加時間に応じて地域通貨を供しています。

えびののデイサービス施設では、ワットという単位の通貨が提供され、それで施設内のサービスが受けられるということで、簡単に言えば、施設内での「自分の行い」が「自分に返ってくる」というもの。
これによって、施設の利用が盛んなるとよいですね。

レオパレス21がデイサービスを開設

レオパレス21といえば、東京都中野区に本社がある東証上場の大手不動産会社。
敷金無料型賃貸マンションの「レオパレス21」はテレビでの宣伝していたので、そのイメージが強いと思います。

そんなレオパレス21が、デイサービス事業に参入というニュースです。
ニュースのネタ元はこちら→クリック

施設名は「あずみ苑デイサービス中野」
開所は20103年7月1日。

あずみ苑デイサービス中野では、一般個浴のほか、機械浴も完備していますのでお身体が不自由な方も安心してご入居いただけます。また、あずみ苑デイサービス中野の昼食は松花堂弁当。全国8ヶ所に展開する「レオパレスホテルズ」で、食事を手がけているホテル運営部が担当し、料理長が、腕によりをかけて作ります。

ということですから、まずは料理と個浴が魅力のようです。

定員は15名。
利用条件は要支援・要介護認定を受けている人となっており、営業時間は月曜から日曜日の朝9時半より16時45分まで。

詳細はこちら→クリック

デイサービスなどの介護関連、あるいは医療関連施設は、
通常、バリアフリーをめざしています。

階段や段差をできるだけなくし、やむを得ない場合にはスロープを作るなどです。

ところが、そんな流れの中にあって、
わざわざ階段、つまり「バリア」を作っているデイサービス施設が紹介されました。

2013年6月23日の朝日新聞の記事で、ネットニュースにも掲載されていました。→クリック

藤原さんたちの千葉県浦安市のデイサービス施設が、わざわざ階段などのバリアーを作り、本人の能力を取り戻す試みをしていると紹介された。

ということです。

理由はなぜかといえば、

日本の施設はよろよろ歩ける人を面倒だからと車椅子にしてしまうが、家族も介護のしすぎで高齢者の能力を奪っている。

言われてみればなるほどです。

この藤原さんという方は、山口県の社会福祉法人夢のみずうみ村理事長の藤原茂さんのことで、「高齢者の世話を徹底するのではなく、まずは見守り、本人ができるところはさせるようにする」というポリシーなのだとか。

こういう取り組みもあるんですね。

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